third district galleryarchives

 

オリジナルプリントのお求めなどお問合せはお気軽に:info@3rddg.com

 

#28 〜 34

3rddg2010春の企画
だからカメラがある。ニッチドキュメンタリー


2010.1.18 - 1.26
牟田義仁「事物の事日記」

2010.1.28 - 2.7
佐原宏臣「何らかの煙の影響」

2010.2.9 - 2.17
安掛正仁「ありあけ」

2010.2.19 - 2.28
宮島折恵「kazamidori」

2010.3.2 - 3.10
加納穂子「水平線」

2010.3.12 - 3.21
那須悠介「清水病院」

2010.3.23 - 3.31
永井秀雄「光」


ドキュメンタリー写真という言葉が消えて久しい。写真はレンズの前にある事物や事を寸分なく描写するであろうという人類の期待を大きく裏切り、何らかのアリバイとして犯行の大いなるアシストをした。目の前の真実の半分を切り取ったはずの写真は、僕らの見ているものの共通認識という誤解を人類に理解させた。台湾の映画監督であるエドワード・ヤンの遺作となった「ヤンヤン夏の思い出」。父親のカメラで蚊を追いかける息子ヤンヤン。その写真に誰も何が写っているかは理解できない。「お互い、何が見えてるか分からないとしたら、どうやってそれを教えあうの?」「いい質問だ。だからカメラがある。撮ってみるか。」
誤解を了解した上で誤解を埋める唯一の手段として、7つの連続写真展。

Copyright(c) 2009 third district gallery All Right Reserved ▲ ページトップへ