2015.1.13 - 1.25
星玄人　Hoshi haruto

St.photo exhibition 19

35mm　モノクロ　10×12in.　28枚
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関内、福富町、伊勢佐木町、寿町など横浜中区周辺を昨年２月から約一年間写した写真です。市内出身の私にとって（といっても私の地元は旭区の二俣川という所で本当は横浜の中心地であるこの辺とは少し隔たりがあるのですが・）横浜の街を写真に定着させるのは特別な想いがあり、敢えてモノクロで撮っているのも他の場所での写真とは区別して考えているからではあります。

住んで働いて、生活の拠点をこの近辺に置いて見えて来たのは港町ならではの外国人の多さと小さな灯りの中、淡々と朝まで途切れる事の無い静かな人の流れ。過去の横浜文化に関する書籍などを読んだり映画をみたりしてお勉強していますが、既に失われた物や事についてが殆んどで、今を撮す為の参考になるかといえばやや厳しいかな？といった感想であります。

きっとこれから先何処の街もその地域特有の色合いは徐々に失われ、均一化された無機質な都市が濫立していく流れなのでしょうけど、もしかしたら意外と染みだして浮かんで来るものが此処には多いのかも？そういう事を感じる気持ちをせめて失わない為にも。早く暖かい春が訪れて来るのと私個人のバブル経済復活を密かに夢見つつ・・・是非ともお越しください。

星玄人