#27

2009.12.19 - 12.27
南谷洋策　Minatani yosaku

凪風
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35mm　モノクロ　11×14in.　28枚
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風が凪いだ午後の五時
鳥たちはいない　　　　　

ガルシア・ロルカ

このスペインの詩人は「死がくると人々は太陽の下に現われる。死は生命力にあふれている」と語る。凪風（なぎかぜ）は流れる生の時の停泊であり、真昼に訪れた死の静寂、それは新たなる風の萌芽である。

2008年9月、スペイン、アンダルシア地方にて撮影。

南谷洋策

コントラバス演奏

写真があらゆる現実から一つの断片を写しだすように、コントラバスに張られた長いガット弦はあらゆる予期しなかったような音との一つの出会いをもたらします。
たとえば、シャッターの一押しと弦の一擦りには相似の関係があるように思います。（南谷洋策）



12月27日15:45から
南谷洋策によるコントラバス演奏を行いました。

バッハの楽曲から2曲。つづいて自作の「凪風」〜「微明」を演奏。40分ほどのライブとなりました。ドリンク付き入場無料。

「凪風」を聞く (10:54) >>
「微明」を聞く (12:09) >>
	録音：大石 明