【1】邦人事故死: ポーランドで車衝突8人死亡 東京のカメラマン 2001.03.30 【ベルリン30日藤生竹志】ポーランド北東部ウォムジャで29日未明、リトアニアの首都ビリニュスから ドイツのミュンヘンに向かっていた夜行バスと大型トラックが正面衝突した。この事故で邦人1人を含む 8人が死亡し、23人が重軽傷を負った。在ワルシャワ日本大使館によると、死亡したのは旅券などから 東京都世田谷区のフリーカメラマン、 関美比古さん(30)とみられる。 地元警察によると、現場はポーランドとリトアニアの国境に近い幹線道路。バス、トラックともリトアニア のもので、トラック運転手の居眠り運転が事故原因らしい。 バスには運転手2人と乗客29人が乗っており、邦人乗客は関さんとみられる男性だけだったという。 在ワルシャワ日本大使館は、身元確認のため領事部員を現地に派遣した。死亡した他の7人は全員リトアニア 人とみられる = ◇ = 関さんは、東京都狛江市生まれで、1993年に早稲田大学を卒業後、2年間、毎日新聞出版写真部に契約 カメラマンとして勤めていた。 96年からフリーカメラマンとして活動、ロシア、東欧を中心に写真を 撮り続けていた。 関さんは今月14日、ラトビアに向け出発、4月1日にドイツ経由で 帰国する予定で、リトアニアから ベルリンに向かう途中だった。 |
Ostrow Mazowiecka - Lomza (オストルフ・マゾヴィエツカ ─ ウォムジャ)間のGostery(ゴステリ)で 正面衝突事故を起こした。 木曜から金曜の夜、ウォムジャの病院で31歳の日本人男性が死亡。この事故による死者は8人となった。 うち6名はリトアニア人、1名はドイツ人女性。 事故の原因は未だ不明。トレーラーの運転手が反対車線を走っていたと推測される。 双方の運転手とも死亡しており、タコメーターが壊れているため、トレーラーの運転手が事故前にどのくらい の間、走行していたかはわからない。 ブレーキのあとがないので、居眠り運転の可能性もある。 |