芝田文乃 | しばたあやの


 

略 歴        
1964年       神奈川県生まれ
1987年       筑波大学芸術専門学群 総合造形コース卒業
        日常風景の中からスナップ写真によって驚きと発見を定着する作業を続け、ほぼ年1回のペースで個展として発表。
それと並行して、1990年より演劇の舞台写真、1996年よりパフォーマンス・アートの記録写真、
1997年頃から主にジャズ系ミュージシャンのライヴ写真を撮影するようになり現在に至る。
1992年より毎年1−2か月ずつポーランドのクラクフに滞在。
ポーランド文学の日本語訳、技術翻訳(医学、化学)も手がける。東京在住。
写 真 展        
1992年       「 猫は猫 」ギャラリー愚怜・東京
        「 ポーランドの夏休み 」ギャラリー愚怜
1993年       「 うつつの途中 」Mole・東京
1995年       「 子どもたち・猫たち 」Stara Galeria・ワルシャワ
        「 Krakusi 」Mole
1997年       「 クラクフ日記 」Mole
        「 東京日記 」Galeria ZPAF・クラクフ
1998年       「 東京日記 」Mole
        「 DICOGRAFIA 」ミカサギャラリー・静岡
        「 クラクフ日記 」Otwarta Pracownia・クラクフ
1999年       「 東京日記2 」Mole/Piwnica u Krzysztofa/Otwarta Pracownia/MAS GALLERY・オドジャツィ・ユーゴスラヴィア
2000年       「 波蘭国ものがたり 」ミカサギャラリー
2001年       「 続・いったりきたり日記 」ギャラリーf分の1・東京
2002年       「 LIVE! 」〜「 LIVE 6 」なってるハウス・東京(年1回 〜2007)
        「 Performance-Fotografie 」A PROPOS・ルツェルン
2003年       「 Performance-Fotografia 」Otwarta Pracownia
2005年       「Byl sobie Szajbus......ku pamieci Zbyszka Fijalkowskiego
(シャイブスという人がいた……追悼ズビシェク・フィヤウコフスキ)」Piwnica pod Baranami・クラクフ
2006年       「 @out-lounge 」アウトラウンジ・東京
         
        サードディストリクトギャラリーでの展示へ
         
        他、グループ展、企画展、多数。訳書など詳しくはこちら
芝田文乃 HP「 ナガミミヨザル 」http://www.geocities.jp/nagamimi_2/
         
        ブログ「 いったりきたり日記 」http://ayanos.exblog.jp/


 

2008.11.01-11.09
いったりきたり日記/2007年版
Tokyo-Krakow,come and go'vol.9

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35mm モノクロ 

東京でもクラクフでも、どこにいても同じようなものに目がいく。
老人、子ども、小動物、工事現場、車窓風景……。
乳母車を押す母親、荷物をかかえる男、カートにすがりながら歩む老婆。
人はつねに何かをA地点からB地点へ運んでいる。
何も持っていない人でもやはり自分の体を運んでいるのだ。
「いったりきたり」は「右往左往」と言い換えてもよいかもしれない。
「いったりきたり」の英訳「come and go」は、
「この世に生まれ、あの世に往く」ことでもある。

昨年1年間に撮影したモノクロスナップの中から、被写体や撮影場所に関係なく
約30点を選び、 時系列で並べる「いったりきたり」シリーズの9回目。



 

2007.10.29 - 11.04
いったりきたり日記/2006年版
Tokyo-Krakow,come and go'vol.8

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1年間に撮影したモノクロスナップの中から、被写体や撮影
場所に関係なく約30点を選び、時系列で並べる「いったり
きたり」シリーズの8回目。
今回は写真家の居住地としての東京、およびポーランドの
クラクフのほか、ウクライナのリヴィウの日常風景を素材
に驚きと発見を定着する。




 

2006.11.29 - 12.05
いったりきたり日記/2005年版
Tokyo-Krakow,come and go'vol.7

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東京の西と東をいったりきたり、
東京とクラクフをいったりきたりする振り子が見た7年目の景色。




 

2005.12.03 - 12.10
いったりきたり日記/2004年版
Tokyo-Krakow,come and go'vol.6

スライドショー
★写真と音楽の夕べ
2005.12.08(木)19:00 start
 入場料 \1000

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東京の西と東をいったりきたり、
東京とクラクフをいったりきたりしつつ、すでに10数年が経過。
その間にあの世にいってしまった友人知人多数、
この世にやってきた人もちらほら。
その場に居なければ写真は撮れないという自明の理を日々確認しながら、
自分がその場に居合わせる巡り合わせの不思議を感じています。


★写真と音楽の夕べ
未発表撮りおろし作品を生演奏とともにたっぷり上映します。
音楽:坂本弘道(cello,electronics)
スライド上映:芝田文乃

 

 


 

2004.12.06 - 12.12
いったりきたり日記/2003年版
Tokyo-Krakow,come and go'vol.5

スライドショー
★写真と音楽の夕べ
2004.12.10(金)19:00 start
 入場料 \1500 (1ドリンク付き)

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★写真と音楽の夕べ
未発表撮りおろし作品を生演奏とともにたっぷり上映します。
音楽:坂本弘道(cello,electronics)




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2003.11.01-11.09
いったりきたり日記/2002年版
Tokyo-Krakow,come and go'vol.4

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日記としての写真について

日記につけていなければそのまま忘れてしまうであろう
ごく些細な、ほとんど意味のない事柄の集積で日々はできあがっている。
忘れてもいいようなことをわざわざ書きとめておくのは、
書きとめておかなければどこにも残らず、無かったことになってしまう、
という貧乏性的危機感によるのかもしれないが、
もう一つの理由は読み返してみるとそれが結構面白いということだ。
その事柄自体が面白いかどうかはさておき、
事柄とそれを観察する自分との関係はつねに興味深い。
その関係を日記に定着し客体化する作業によって、
年に一度、自分の位置を確認している。


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2002.06.06 - 06.12
続々・いったりきたり日記
Tokyo-Krakow,come and go'vol.3


スライドショー
★写真と音楽の夕べ
2002.6.8(土)19:00 start
 入場料 \1500 (1ドリンク付き)
坂本弘道ライヴ(cello,electronics)
and 芝田文乃スライドショー

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日々の、月々の、毎年の、いったりきたりで目にしているのは、
同じような風景でありながら、一瞬一瞬すべてが異なるという奇蹟。
ポーランドのクラクフと東京をいったりきたりした昨年1年間から
モノクロ30点+α。

 
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2000.11.26 - 12.02
いったりきたり日記
Tokyo-Krakow,come and go

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東京の隅っこと真ん中方面をいったりきたりして10年余り。
日本とポーランドをいったり きたりして9年間。
去年からクラクフの隅っこと真ん中をいったりきたりするようにもなった。
決して旅好きではないし、撮影のために移動しているわけでもなく。
毎日メリーゴーラウンド



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1999.04.01-04.07
TRANS TRANSYLVANIA

 

 


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