2014.10.28 - 11.5
星玄人 Hoshi haruto

Photo Album 2003・2006〜2013
Non-Selection 展

35mm カラー 5×7in. 572枚
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写真展を開催するとなると当然の事ながら実際展示する枚数の最低約数十倍の写真を撮って、その中から焼いたキャビネプリントをさらに選んだ物を展示で人に見せている。

ある程度長い間それほど変わらない視点でカメラやレンズも変えずに切り取っているから当然写真の表情も似たような物が多くなってくる。

出来れば自分も楽しみたいので少しでもあがいて何時も同じような展示にならないように一応努力はしている。だから発表されていないほとんどの写真は一度も大きく引き延ばされず人目にも触れず大抵、箱に入ったまま押し入れの中に眠っている。

時間が経過していく事で価値を持つのは写真の特色だが、今回展示に使う写真はそれほどの年月を経ている訳ではないし、未発表の物を敢えて選んだからといっても特別意外性のある写真と言う訳ではありませんが、何故このような展示をするのか?

その理由は写真を撮り始めてから並行して続けていた仕事を昨年末から引退した事もあり、自分の過去を吐き出して一区切りにさせたかったからというのが、個人的でありますが動機ではあります。

あと、「自分は短いスパンで写真展をやっていますが、それなりの数を撮って焼いて考えた上で、何時も展示を行っているんですよ!」みたいな自慢話をしたいと言うのも少しはあります。 決してあまり撮っていないため新作の展示が間に合わなかった訳ではありません。本当に。

あらためて時代の変化と喪失と言う事実と写真が、私個人の感情等をまるで無かった事にしてしまう位、意味を持つのだと痛感した秋の日の夜でした。

星 玄人

 

2015.3.10 - 3.22
那須悠介
「緑の火」


2015.2.24 - 3.8
林朋奈
「木綿の影」


2015.2.10 - 2.22
牟田義仁
「事物の事日記」

2015.1.27 - 2.8
阿部真士
「新宿2014‐2015冬」

2015.1.13 - 1.25
星玄人
「St.photo exhibition 19」


2014.12.9 - 12.21
元田敬三
「SUNPACK」


2014.11.28 - 12.7
盛田哲生
「Clip Out」


2014.11.18 - 11.26
島根径
「DULL COLOR」

2014.11.7 - 11.16
関薫
「きざはしを超える」

2014.10.28 - 11.5
星玄人
「Photo Album
2003・2006〜2013
Non-Selection 展」


2014.10.14 - 10.26
田中舘裕介
「Reverberation」


2014.10.3 - 10.12
安掛正仁
「蛞蝓草紙 -秩父行-」

2014.9.23 - 10.1
阿部真士
「新宿2010-2013」


2014.9.9 - 9.21
林朋奈
「氣の果て」



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