2016.3.8 - 3.20
星玄人 Hoshi haruto
St.photo exhibition 23
35mm カラー 11×14in. 25枚
ほしはると・略歴 >>
撮影地は東京都内、新宿、赤羽、山谷、立石、渋谷、大森、蒲田池袋、世田谷上馬、上野です。最近はバイトがそれなりに忙しくお金もあまり無いので地方都市などに出向く機会もなく、地元である横浜を中心に写真を撮っていたのですが極限られた狭い範囲での撮影にはかなり行き詰まってしまい、自分が今出来る事のもうひとつの柱として東京を題材に撮ろうかと思いました。
東京は人が多く古い町並み等が結構残っていて、私が被写体として好む様なシーンも各地に何気無くあるのだけどそれもやはり地方都市等と比べて人口密度の多さが消費経済を支えている事が最も大きな理由なのだろうな。今回の写真は渋谷、新宿、池袋等、場末の匂いが残る大都会の一角と赤羽、蒲田、立石とかあまり今まで撮影に出向いた事がなかった街に足を運んでみました。
それほど多く自分なりのシャッターチャンスがあった訳ではありませんですが、やはり東京は層が厚く豊かな所で、まだまだ此からも掘り下げていけそうな予感を感じたりしてはいます。外人の知り合いも(トーキョーは他の国にはないエキセントリックでクレイジーな街だ)みたいな事を言っていたのでこの題材を形に出来たら金髪美人とお友達になれるかも知れないし、これから馬鹿みたいにオリンピックとかもあるから一応変わり行く東京の街を記録に残すのは身近だが少しは意味のある仕事になるとよいです。
でも何処に行っても結局セレクトして残す写真は出勤前のオカマちゃんとかになってしまうのは何でなんだろう? 人間関係のしがらみが希薄であるが故に写真を撮る行為がとても楽で面白く感じられた、昨年夏過ぎから最近までの写真です。でもだからといって、そんな気分で撮った写真が面白いかどうかはわからないですけど。超ひまだったり新宿に用事とかがあったらついでに寄ってみてください。宜しく。
星玄人 |