雫の音色
35mm モノクロ ゼラチンシルバープリント 8×10in. 32枚 せきたしんや・略歴 >>
ここに立っているのに どこか遠くを漂っている
『生きる』という言葉はどこか遠い存在で 遥か昔に置き去りにしてきてしまったように思えた
まっすぐに今を生きていたあの頃のように もう一度触れてみたい
雫の滴り落ちる微かな音色を 拾い集めるように
この世界を見つめていた
関田晋也