2023.11.14 - 11.26
柴田裕哉 Shibata yuya
Y/Y
APS-C digital カラー
インクジェットプリント B1 6枚、B2 2枚、A3 13枚
しばたゆうや・略歴 >>
7月に日本で映画の撮影を終え、8,9月はご縁もあり、シンガポール映画の撮影で長期滞在した。
その映画の撮影のあと、タイミングも良く、F1のシンガポールGPを観戦し、翌週は鈴鹿GPを観戦。
2週連続のF1が終わるとすぐにドラマの撮影に合流した。
そのドラマの撮影が今月の6日に終わり、14日から今回の展示が始まった。
その間に色んな人と出会い、色んな価値観を目にし、4年間交際した恋人と別れた。
前回の展示が終わってから公私共にバタバタしていて、写真のことをほとんど考えて来なかった。
撮っていなかった訳ではないので、考えてないことこともないんだけど、写真について深く考えなくなった。
シンガポールから帰ってきて、サードのメンバーと写真について話すのはやっぱりすごく楽しかったから、写真に対する想いに大きな変化はないのだと思う。
だけど、数日後に来る展示のこともなんか朧げにしか考えられない。
これでいいのだろうか…。写真に対してまったく苦しみが無くていいのだろうか。緊張感もない。無心で写真を眺めて無心で並べるだけ。
こんなんでは、観に来てくれる人たちに失礼なのじゃないか…。
こんな精神状態でも展示は出来てしまう。このことが尚更ショックだ。
ただこなすだけの展示になってはいまいか…?
もし「写真」っていう恋人がいたら倦怠期みたいな感じかな…。
考えるのも辛いけど、考えないのもなんか寂しい。
この、小悪魔めっ!!
そうこの前、新宿御苑を散歩してたらサザンカを見つけた。
自分が椿の花を好きなのを思い出した。
今ごろ果実が熟する頃。開花まであと4ヶ月くらいかな?
やっぱり花はいいですね。
柴田裕哉 |